こんにちはQS agri代表の桜間です。
今回のブログは連作障害について考えて行きましょう。
皆さん連作障害で困ってませんか❓
連作障害とは同じ圃場に同じ作物を繰り返し作り続ける事で、起こる作物の生育不良の事を言います。
連作をする事により土壌バランスが崩れ、偏った微生物だけとなり様々な病気を引き起こす事になります。
そして品質低下や収量減少を招く事となります。
(原因)
1.土壌中の微生物バランスの不均衡
2.同一作物の作付による土壌栄養素の偏り
今回については1の土壌中の微生物バランスの不均衡について考えてみたいと思います。
化学肥料が継続して投入されると、特定の微生物しか存在しない土壌に変化します。
また、存在する微生物の種類が少ないと、カビ等の病害が広がりやすい土壌となります。
作物にとって良い微生物が減少し、作物にとって悪い微生物だけが生き残っている状態になり、正に土壌中の微生物バランスの不均衡となります。
主な病害虫は線虫被害で有り、根コブ線虫や根腐れ線虫等が有ります。
その中でも根コブ線虫は繁殖の為に、根瘤内で植物から養分を吸収するため、農作物の大幅な収量低下を招く害虫であります。また、1頭あたり約200個の卵を根に産み付け、繫殖スピードも速い為、一度、根コブ線虫が繁殖するとその防除は困難で有り、ひどい場合は作物自体が枯死します。
(対策)
①連作を避ける(輪作を行う)
②堆肥や有機物を投入する。
③土壌消毒
④マリーゴールドなどのコンパニオンプランツを利用する。等々
①~④等の対策をとる事によって連作障害を軽減する事は出来ます。
しかし、①~④までは作付けをする前の対策ばかりとなり、作付け後には上記対策はとる事は
出来ません。
微生物資材である楽農美人は好熱菌を含む100種類以上の微生物が入った資材です。
好熱菌とは海底火山や温泉の近くなど60℃以上の高温で活発に活動する極限環境微生物の事で、厳しい環境にも耐えられるよう、非常に丈夫で常温菌にはない特別な機能を持っております。
楽農美人は好熱菌の他100種類以上の有用微生物を含んでおり、様々な作物の栽培環境を向上させる、画期的な自然由来の資材です。
資材としての効果は下記となります。
(効果)
①連作障害対策
②発根促進
③線虫対策
④収量アップ
⑤樹勢の回復
①この楽農美人を使用する事で微生物が豊かな土壌になります。
栽培を続けると特定の微生物しか存在しない土壌に変化します。
存在する微生物の種類が少ないと、カビ等の病害が広がりやすい土壌になります。
楽農美人を散布する事で少なくなっていた微生物が増え元の土壌に回復してくれます。
②楽農美人の一部の菌(ペ二バシラス属菌)は植物体内に入り込みます。この菌は植物成長ホルモンを
作り出す能力が有り発根能力が促進されます。
根コブの数を抑制すると同時に、発根を促進させる事で地上部の障害を軽減させる事が分かってます。
③楽農美人に含まれる菌がイチュリンという抗菌物質を産出する事で、フザリウム属菌の
一種に対して静菌作用がある事が分かってます。
殺虫・殺菌では無いので安全性も高く安心して生産者様にご使用頂けると思っております。
連作障害には楽農美人が有効な資材だと考えますので是非お薦め致します。
使い方は弊社ホームページよりご確認出来ます。
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