こんにちはQS agri代表の桜間です。
今回のブログは浸透性効果抜群QS-IPについて書きたいと思います。
内容:麦・大豆・とうもろこし・リンゴ・キャベツから抽出された作物由来の液体肥料です。
効果:根毛付近の表面張力を軽減し給肥力が向上します。浸透性効果が上がります。
上記がこの製品の内容と効果になります。
この製品は単肥で使用する事は1つだけで、他の製品との併用で使用する事がほとんどです。
使用する製品をより効果的に使うために触媒効果として使用されております。
では、唯一の単肥での使い方についてご説明をさせて頂きます。
(使い方)
*給肥率向上効果[灌水使用:10a当たり]
QS-IP 20000~30000倍又は50cc
☆土壙栽培での倍率です。
☆QS-H2[30cc]との併用がより効果的です。
注意:水耕栽培では10000倍より濃い濃度を入れると1晩で根毛が無くなります。
*上記注意については重々気を付けて下さい。
あるイチゴ生産者のお取引先社長様のコメントをご紹介したいと思います。
毎年、イチゴの育苗時には農薬とこのQS-IPで対応して頂いてました。
一昨年の育苗時に大失敗をしましたとの事でした。
炭疽病で多大な被害が出て、かなりの苗不足となって往生しましたとの事でした。
原因はランニングコストを抑えるために、QS-IPから他社の安い展着剤に変えたのが失敗でしたと・・・。
逆に高くつきましたが、いい勉強を致しましたとの事でした。
それを聞くと改めてQS-IPよく効くんだなと肌で実感しました。
その失敗以降はQS-IPを重宝して頂いております。
植物の葉の表面にはワックス状の成分が含まれていて、水を弾く効果が備わってます。(撥水効果)
普通に農薬だけをかけると葉から垂れ落ちてしまい効果が減少します。
それを効率的に使用する為に展着剤が用いられております。
展着剤が葉の表面に農薬を付着させてくれます。
でも、殺虫にはいいですが、殺菌には厳しいです。
ここで殺菌にお薦めしたいのがQS-IPです。
浸透性効果が強く葉の内部まで届くように設計しております。
えっ、どうやって?と言われますと企業秘密ですとなっちゃいますが💦
とにかく、気に入ってもらえる製品だと思っております。
では、QS-H2と重複致しますが他の使い方もご紹介致します。
塩害防止効果(台風等で海水を被って塩害を受けた場合)
軟弱野菜 QS-IP 1000倍 QS-H2 2000倍 2種混合液をたっぷり散布する。
果樹 QS-IP 500倍 QS-H2 1000倍 2種混合液をたっぷり散布する。
大葉・ミョウガの鮮度保持効果(日持ちします)
QS-IP 2000倍
QS-H2 2000倍 混合液に5分間以上ドブ浸けします。
スギナ対策
スギナに対して春の初期に2回~3回の散布で秋まで効果が持続出来ます。
☆翌年の春スギナの発生は見当たりません。
QS-IP 100倍
MCPソーダ塩 100倍
ビマスターj 25倍 3種混合液をたっぷりと散布します。
☆もしくは下記の組み合わせでも可能です。
QS-IP 100倍
MCPソーダ塩 100倍
アージラン 50倍
☆その他の除草剤にもQS-IPの100倍液を加えて、混合散布すると内部まで浸透し良く効きます。
注意
★塩素系農薬(オーソサイド・ダコニール等)とダイセン系統とは混合不可です。
★QS-H2の高濃度を連続使用すると葉緑素が分解されたりストレスで毛根が無くなる可能性が有ります。
★農薬・肥料・活力剤等を混合使用する場合は、濃度を薄めて使用する事。
尚、試し散布をして害が無いのを確認してからご使用して下さい。
QS-IPをお薦め致します。一度ご使用下さい。
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