肥料の5大要素について徹底解説!いちご栽培に必要なマグネシウムとカルシウムの役割とは?

こんにちは
QS agri の桜間です。

今回は肥料の5要素を説明したいと思います。

肥料の5要素
「窒素」、「リン酸」、「カリウム」を「肥料の3要素」といい、これに「カルシウム」、「マグネシウム」をプラスしたものを「肥料の5要素」と言います。

前回のブログでは肥料の3要素について説明しました。

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今回は「カルシウム」、「マグネシウム」の解説をしていきます。

カルシウム(石灰)についてです。


カルシウムは植物の細胞膜を作り、また、これを強化する働きがあります。また、カルシウムは有害な有機酸と結びついて中和し、これを無害化します。さらに、光合成に欠かせない葉緑素の生成と光合成でできた炭水化物の移動に役立ち、根の発育を促進し、丈夫にします。その他にも、カルシウムはアルカリ性のため、酸性の土を中和させる働きもあります。

マグネシウム(苦土)についてです。

植物が光合成をするときに必要な、葉緑素を構成するために欠かせない成分であるマグネシウム。
葉色を濃くしたり、植物内での糖分生成にも役立ちます。また、マグネシウムは植物の新陳代謝を盛んにし、蛋白質、脂肪の合成を促します。さらに、植物生理作用である体内のリン酸の移動を助ける働きがあります。

これらの5大要素は、植物が健全に成長するために必要不可欠であり、肥料の選択や施肥計画を立てる際には、これらの要素のバランスを考慮することが重要です。

QS栽培の灌水スタートキットです。(給肥システムに2タンクが必要です。)

弊社の灌水スタートキットは下記の成分表の通り、肥料の5要素と微量要素を全て賄う設計になっており、ややこしい事を考えずに、適切に灌水するだけで、植物に最適な栄養を補給します。

さらに、葉面散布で、アミノ酸、カルシウム、珪酸を施肥する事で、短い転流で必要な養分が行き渡り、いちご栽培に必要十分な施肥をする事が出来ます。

単肥の組み合わせで、頭を悩ませるより、施肥は当社に任せて頂き、大事な管理に集中されることが、いちご栽培成功の秘訣だと考えております。

是非、ご検討下さい。

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この記事を書いた人

qsagriのアバター qsagri 代表取締役

株式会社 QS agri 代表取締役の桜間秀太です。
2022年5月9日に同志社大学京田辺キャンパスにて創業開始致しました。
肥料の販売及び開発を行っております。
農業の現場を通して培った10年間の経験で、新規就農の方、行き詰っている方、更に向上心の有る方を最大限応援致します。
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