こんにちはQS agri の桜間です。
本日は乳酸菌資材のお話です。
GEO LACT(ジオラクト)
GEO LACT(ジオラクト)は長崎県有明海近郊の干潟の土壌より採取し液体培養した、生菌資材です。
有明海に面した諫早地方の一部の農家や酪農家では、干潟の泥を畑に撒いたり、家畜に与える伝統農法が昔から行われてきました。
長崎県工業技術センターで有明海の干潟の土壌から乳酸菌などの微生物を抽出し培養しており、それが農・畜産物の育成に有効だという研究成果が出た事が元になっております。
内容
大豆たんぱくを原料に増殖した、植物由来の生きた乳酸菌と酵母菌が入った混合液です。製造過程で動物性の原料や有害物質を一切使用していない安心、安全な製品です。
効果
①微量要素欠乏や生理障害の発生が少なくなります。
乳酸菌と酵母菌が生成する有機酸で、微量要素を溶かしたり、キレート化し微量要素の吸収を助けます。過剰害も防げます。
②果菜類では果梗(カコウ)が太くなります。
とくにトマトに顕著に現われ、果梗が太くなり、着果がよくなり肥大もよくなります。
③収穫物のテリや艶、糖度やコクが高まり、日もちがよくなります。
果菜類はもとより、葉茎菜類、根菜類を問わず、収穫物に光沢(テリ)が出て、日もちがよくなります。甘さが重視される野菜は確実に糖度が高まり、日もちも顕著によくなります。
④耐病性が高まります。
土着菌の多様性が向上し、土壌病害菌の繁殖を抑えます。そのため樹勢がよくなり耐病性が強まります。
⑤作物体内の代謝を活発にする
微生物が分解する有機栄養で吸収されると、養分の合成、転流、蓄積などの代謝がスムーズにすすみます。
⑥土壌の団粒構造が発達します。
乳酸菌、酵母菌が増殖することで土壌が軟らかくなり、通気性や排水性、保水性がよくなってきます。
使い方
1反あたり3ℓの原液を1000倍希釈して3日~4日毎に灌水または葉面散布します。
乳酸菌のいちご栽培への応用は、これら多様な効果によって、栽培者にとって大きなメリットをもたらすことが期待されています。是非、ご検討下さい。
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