今回はミネラル液のお話です。
今、世界の農地の土壌は、ミネラル不足に陥っています。当然、その土壌から摂れる野菜もミネラル不足で、同じ野菜を食べても昔ほど栄養が摂れなくなっているという現状が有ります。
1950年と2015年の比較で、ほうれん草の鉄分は100g中13mgから2mgと、なんと85%も減少。ニンジンや大根などそのほかの野菜でも80%ほど減少しているとされています。(※文部科学省「日本食品成分表 初版と2015年版より」)
我々が目指す、高品質栽培では、栄養価が高く、味も美味しくなる為、高品質な作物が収穫出来ます。それはベースとなる土壌をミネラルによって微生物豊富な土壌にしたうえに、高度化成を用いる事によって実現しています。
植物は自分の力だけでは土壌のミネラルを吸収できません。土壌菌との共生関係によって、ようやくそれらを吸収できるようになります。その土壌菌の住処を作る資材が、天然岩石抽出ミネラル液農業用A液です。(以下ミネラルA液と呼称)
ミネラルA液は土壌の問題解決を「物理性」「生物性」「化学性」の3つの要因からアプローチします。
「物理性」…土のイオン化が、電気的反発をもたらし、土が膨張します。その為、保水性・水はけが向上し、微生物のすみかは拡大され、空隙率の向上、土壌耕盤の消失するといった現象をもたらせます。
「生物性」…放線菌が多数を占める良質な堆肥とミネラルの酵素活性を高める働きにより、病原菌である事が多い、糸状菌(カビ)の細胞壁キチンを選択的に分解、糸状菌の割合が減少します。硝酸還元酵素の働きにより、余分な硝酸を亜硝酸に、さらにアンモニアやアミノ酸まで還元される為、味が良く、栄養素豊富な作物を作る事が出来ます。
「化学性」…物理性、生物性の改善の結果として、硝酸態窒素の低減、EC、pHの安定化等の改善が可能となります。
使用方法としては
⼟壌調整・菌相制御の場合
ミネラル補給の場合
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